IT系アラサーOLの悲喜こもごも日記

2歳のなつお、0歳のちびた、夫のシスくんと暮らすIT系アラサーOLのブログです

モンテッソーリ教育まとめ(出生〜1歳まで)

こんにちは!IT系アラサーOLのスプラウトです(`・ω・´)

以前、モンテッソーリ教育を取り入れている保育園の講習会に参加してきたことがあり、そこでの話が結構有益だったのでまとめてみます。
ママなら1回は聞いたことはある「モンテッソーリ教育」。家で取り入れるには?

目次

モンテッソーリ教育とは?

モンテッソーリ教育について | 公益財団法人 日本モンテッソーリ教育綜合研究所

モンテッソーリ教育の総合研究所のHPをのぞいてみると、こんな記載があります。

目的=自立した子どもを育てる
モンテッソーリ教育の基本は、「子どもは、自らを成長・発達させる力をもって生まれてくる。 大人(親や教師)は、その要求を汲み取り、自由を保障し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない」という考え方にあります。

モンテッソーリ教育の目的はそれぞれの発達段階にある子どもを援助し、「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学びつづける姿勢を持った人間に育てる」ことです。

その目的を達成するために、彼女は子どもを観察し、そこからえた事実に基づいて教育法を構成し、独特の体系を持つ教具を開発しました。 その教育法の正しさは、現代の大脳生理学、心理学、教育学などの面からも証明されています。

つまり、すべての子どもは、人として育っていくためのプログラムを持った状態で生まれてくる。
どの時期に何をするべきか、全部知っていて、行動にはすべて意味がある。
だから、大人は、正しい時期に、それらの発達を援助してあげるだけでいい。

という考え方。マリア・モンテッソーリという医学博士が提唱した教育手法です。

モンテッソーリ教育でいう「敏感期」とは?

生物がある時期に必要な脳ry句を獲得するために、ある特定の対象に非常に固執して係わろうとする時期のこと。

例えば、妊娠4ヶ月頃の対峙は盛んに自分の親指などを使って指しゃぶりをします。これは、母体の外に生まれ出たら、その行動が即必要だということを知っているから。

今必要でなくても、いつか必要になることを子どもは知っていて、そのために練習をしている。これが「敏感期」であり、子どもに本来備わって生きる力です。

様々な敏感期

敏感期には様々なものがあります。

  • 運動の敏感期
  • 言語の敏感期
  • 感覚の敏感期
  • 秩序の敏感期
  • 社会行動の敏感期 etc…

その中でも0〜1歳は、特に運動の敏感期と位置付けられています。

敏感期に、何をしてあげるべきか

それでは、運動の敏感期である0〜1歳にかけて、大人は子どもにどう関わっていけばよいのでしょうか。

1.生まれてすぐ〜首が座るまで

この世界って悪くない!と思えるようにしてあげる

おなかの中と、生まれてきてからの環境は全く違います。
赤ちゃんにとっては不安なことばかり。そういう赤ちゃんに対して「あ、この世界って案外悪くないんだな」と思えるように、安心感を与えてあげることが重要です。

  • 環境に対する基本的信頼感
    あーこの世界も、なかなか悪くないかも!と思えるように。
  • 自己に対する基本的信頼感
    泣いてみたら、問題が解決できた!とわかるように。

よく見たい!見えるようになりたい!

2ヶ月ごろまで赤ちゃんの視力は0.02程度。
ピントを合わせられる距離は25cm〜30cm(授乳すると、ちょうどお母さんの顔が見える距離)。
認識できるのは、モノトーンのコントラストとグラデーション(明度の変化)のみ。

3ヶ月ごろには色覚が発達し、ほとんどの色を認識できるようになります。

この視覚の発達を促進するために、

  • 〜2ヶ月:ムナリモビール、ゴビモビール

    http://kitashiba.net/monte/4th/img/B1.jpg

    http://www.kodomonodouguya.com/upload/save_image/01111512_4d2bf4d221738.jpg

  • 3ヶ月:カラフルモビール

を、目の届くところにおいてあげるのが良いみたい。

手の発見!

3ヶ月頃、自分の顔の前に手を持ってきて、じっと見つめるしぐさが出てくるようになります(ハンドリーガード)。
初めて自分の「手」という存在に気がつき、「これって自分なんだ!」と気づき、その手を口に入れて、「あれ?なめてるほうも、なめられてる方も両方自分だ!」と自分という存在のかたちに気づきます。

そのためこの頃は、顔が傷つくなどを心配してミトンなどをするのではなく、舐めたいだけ手を舐めさせてあげるのがよいみたい。

2.首が座って〜寝返りの始まりごろ

よく見えてきた!

身近な人の顔がわかるようになってきます。
また、表情・感情の理解もすすんできて、笑っているか悲しんでいるかなどの表情を区別できるようになってきます。生理的微笑ではなく、社会的微笑が始まるのもこの頃。
視線を外したまま呼びかけ続けても反応しなかったりと、相手の目を見ることの重要性も理解しています。

上下左右の追視は途切れなく行えるようになってくるので、「見つけた!」という表情が出てくるようになってきます。
そのため、見つけた!という表情をしてから、見つけたものを触らせてあげるなどするとよいみたい。

おしゃべりの始まり!

赤ちゃんは、早ければ4ヶ月頃には声変わりするみたい。

それまでは「くうくう」という鼻に抜けるような声がほとんどですが、あごなどの骨格が急速に発達し、「あうー」などの母音や、「ばー」「だー」という簡単な発生ができるようになってきます。

いろいろと触ってみたい!調べてみたい!

目と手の協応が始まり、見たものに手を伸ばすようになってきます。
手もかなり開き始め、握りしめていた親指が外側に出て、自発的にものを握れるようになってきます(5ヶ月くらい)。

そのためこの頃には、握りやすい形のおもちゃを与えてあげるとよいみたい。

O'ball オーボール ラトル オレンジ (81119) by Kids II

O'ball オーボール ラトル オレンジ (81119) by Kids II

 

うちも持ってる鉄板のオーボールとかね。
手にしたものはなんでも口に入れ始めるので、トイレットペーパーの芯を通る大きさくらいのものは、飲み込む危険があるから手の届かないところにおいておきましょう。

寝返り開始!

体をよじらせて、まずは仰向けからうつ伏せへの寝返りを始めます。
寝返りをしたそうな動きをし始めたら、ちょうど寝返りをしたらとれそうなところに、お気に入りのおもちゃを置いてあげましょう^^

初めてのお食事!

生後5〜6ヶ月になると、離乳食が始まります。
消化酵素のひとつである唾液が増加し歯が萌出し、大人の食事の様子を興味深く見てくることも。

離乳食もいきなり始めるとびっくりするので、まずは離乳食開始の1ヶ月前くらいから、シリコンスプーン(乳首の感触に近い)などを加えたりさせたりして母乳やミルク意外の感触に慣れさせておくと、開始がスムーズです。

3.はいはいの始まりからおすわりへ

いよいよ本格的な離乳食へ

母乳やミルクのみでの栄養摂取から、食に関しての自立の段階が一つ上がったことを物理的にも位置関係で示してあげたいので、できれば対面で座るのがよいでしょう。
一人座りが安定してきたら、専用の椅子に座って楽しく食べましょう!

たくさんハイハイ!(7〜8ヶ月)

腹ばいの姿勢から両手をついて、上半身を支えられるようになってきます。
初めはうまく前には進めずに、後ずさりしてしまうこともありますので、足が壁にあたるように腹ばいでおいてあげると、飲み込みがはやくなるようです。

足の指に力を入れて前にすすむので、室内では足まで隠れるオールインワンではなく、足先の出た服を着せてあげましょう。

一人で座れるように

背骨の腰あたりにS字のカーブが形成され始めると(もともとはC字)、おすわりの姿勢が安定してきます。
また、ズリバイの姿勢から、自分でおすわりの姿勢い移行することができてきます。

それまで姿勢を支えるために必要だった両手が空き、両手でものを扱えるようになります。

手もだんだんと器用に

今までの親指とその他4本の指全体でつかんでいた状態から、親指と人差し指または中指を含めた3本指でものをつかもうとするようになってきます。

また今まで難しかった、意図的にものから手を離すことも次第に上手になってきます。つかんだものを自分で話せるのが嬉しくて、手に取ったものをなんでも投げるようになるのはこの頃です。

お友達が気になるな

保育園などの環境だと、他の子どもに興味を示し始めます。一緒に遊ぶことはありませんが、友達のやっていることをじっと見つめたり、手を出してみたりします。

4.つかまり立ちから伝い歩きへ

食べるのが楽しい!

つまむことが上手になってくるので、パンや野菜などをスティック状にして用意してあげると、自分で食べて喜びます。
また、大人の持っているスプーンや食具を自分でも持ちたがります(この頃は逆手持ちはできず、順手持ちになります)。

この頃はまだ距離がうまく測れないので、穴の中にチェーンやストローを落とすようなおもちゃを使わせてあげると、距離のとりかたがうまくなっていきます。

何にでもつかまるぞ!

とにかくなんでもつかまって立ち上げろうとするので、軽いものや不安定なもの、熱いものには要注意。
疲れると手を話して尻もちをついたりするため、足元はこまめに片付けてあげましょう。

活動量大幅アップ!

片手でつかまって、もう一方の手で何かを操作したりなどの、複合した動きができるようになってきます。
坂や段差などにも果敢に挑戦したりします。転落に要注意!

立ち上がって色々できるようになるので、ウォールポケットや、マジックテープで付け外しができるようなおもちゃがついた壁紙なども良い遊び道具になるでしょう。

三項関係の成立

相手から「ちょうだい」と求められると、相手にものを渡したりすることができるようになってきます。
大人との間で、第三者(おもちゃや他の人など)を共有することができ始め、要求の手差しや指差しを始めます。

なつお(11ヶ月)は、今ちょうどこの時期。
「ちょうだい」ができたり、「バイバイ」ができたり。名前を呼ばれると「はいっ」と手を上げることができたり。

赤ちゃんって勝手に育っていくもんやと思ってたけど、大人ができることもいっぱい。久々に読み返すと面白いな。最近1人で歩けるようになってきたし、ウォールポケットでも作ってあげよう(といいつつ多分つくらへんけどw)。
 

ほな、まったね〜(`・〜・´)ノシ

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