就活時に女性であることを過剰に意識する学生について思うこと
こんにちは!IT系アラサーOLのスプラウトです(`・ω・´)
2016年度入社の就職活動、経団連に所属している企業については前年度より採用広報の時期が繰り下げられるという記事を一時期多く見かけました。
大学生の就活、3月スタート 日程繰り下げで短期決戦に - SankeiBiz(サンケイビズ)
会社説明会の解禁時期が大学3年生の12月から3月に変更され、就活の本格的なスタートが3カ月遅くなる。
面接などの選考活動の解禁も4年生の4月から8月になる。就活早期化を防止し、学業に専念できる時間を増やすのが狙いだ。
とのことで、実質就職活動の時期が短期決戦になるという話なんですが、
そもそも4月から一斉に学生が狂ったように就職活動の面接を受け始める類まれなるシステムを持つ日本。
私も学生のとき、なんでみんな同じ時期に、兵隊みたいに就職活動をしないといけないのか悶々と悩んだものです。
そしてこの改定に関しても、経団連に所属してへん企業については全く強制力のないものなんで、それこそ就活の時期の二極化が進むだけという、
企業にとっても学生にとっても(もちろん大学にとっても)メリットがよく分からない制度なわけよね。
しかも、経団連に所属しとる企業も、実質面接と同じ効力をもつ「リクルーター活動」を早期に進めるってことやし、これってほんまに誰得なん?誰かリアルに説明してほしい。
出典:www.thechange.jp
女子学生のよくある質問
そんな中、スプラウトもたまーに学生と話す機会があります。
そんなとき、いわゆる「新卒女性枠」という風に見られるスプラウトなんですが、女子学生からよく受ける質問でいつも腑に落ちないものがあります。
女子学生「女性であることを生かした働き方や活躍の仕方ってありますか?」
ん?それは、「女性ならではの細やかさを生かして~」とか「女性ならではの気配りで~」とか、そういう模範回答を期待しとるの?
よくキラキラ女子社員特集とかでそういうこと書いとるもんねー。それ聞いて、それを面接で主張したいの?
・・・なめんじゃねーよ!
と思ってしまいます。※スプラウトは別にフェミニストではありません。
スプラウトは仕事において男性と女性の差ってのは妊娠するまではほぼないと思ってます。それこそ、女性ファッションの販売員を男性がやろうが、男性向けのコンテンツの制作を女性がやろうが、考えるべきは「誰のための仕事なのか」ってことで、
その人たちに満足してもらうためには、女性も男性も関係ないと思うんです。
そりゃもちろん、妊婦の気持ちは女性しかわからんとかそういうこともあるんですが、それでも、ユーザーに寄り添うという点については女性も男性も関係ない。
女性と男性の差分より、個の差分の方がよっぽど大きいと思うわけです。
女性としてのキャリアが積み上げられる土壌があるか?
働き方について男女の差分はないと思っているスプラウトですが、それでもやはり現在妊娠を経験して、
出産後、職場に復帰できる土壌はあるのかという点については就活の時期から意識しておいたほうが良いと考えるようになりました。
- 必要最低限の制度はあるのか
- 実績として復帰している人は存在するのか
- 復帰したママ社員の仕事・キャリアに対する満足度
特に、1や2を押し出している企業は多いですが、実際に聞いておいて損はないと思うのが3です。
就活中に「社員のホンネ」を聞ける機会は少ないですが、
何人かの社員に同じ質問をして、みんなが同じ回答をするようであれば
ある程度情報としての精度は高いんじゃないかなと、経験則的には思っている次第であります。
何はともあれ、今後は、よりジェンダーを意識しないことを意識することが多くなるんやろうなと、感じている今日この頃でした。
ほな、まったね〜(`・〜・´)ノシ
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