IT系アラサーOLの悲喜こもごも日記

2歳のなつお、0歳のちびた、夫のシスくんと暮らすIT系アラサーOLのブログです

無痛分娩の体験談を書いてみる。痛みは本当になかった!?

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ばぶメモ 子育ての記録を片手で簡単に

こんにちは!IT系アラサーOL改めIT系アラサー主婦のスプラウトです(`・ω・´)

無事健康に生まれてくれたなつお。スプラウトは分娩方法に「無痛分娩」を選択したわけなんですが、じゃー無痛分娩ってほんまに無痛なん?っていうのはやっぱ体験してみないと分からないもんで(というか不安なもんで)、将来無痛分娩を選択するか悩んでいる方に少しでも参考になればと、こんな感じやったよー!というのを書いてみたいと思います。(あくまで個人の感想です)

無痛分娩の種類

無痛分娩の種類はいくつかあるようなんですが、スプラウトが受けたのは硬膜外無痛分娩というもの。最も一般的な手法で、腰のあたりに麻酔針を打ち込んでそこから麻酔を流し、下半身の感覚を麻痺させる手法です。

詳しくはこのあたり参照。

計画出産の予定だったが陣痛が先にきてしまった

スプラウトの通っていた病院では、基本的には無痛分娩は計画出産。
ビショップスコアという「どれくらいお産が近づいているか」というスコアに基づいて、「この日に生みましょうね」というのを決めます。

sprout-wings.hatenablog.com

ただ、スプラウトの場合は「まだまだ1週間先くらいかなー」と言われた次の日に陣痛がきてしまったので、あくまで目安という感じだそうです。

陣痛の感覚が10分を切ったので病院に連絡(19時半くらい)

まだまだ先と言われていたので前駆陣痛かな?と丸1日くらいほおっておいたんですが、昼過ぎにおしるしがあったことと、なんかどんどん痛み(生理痛の重いやつみたいなの)の感覚が短くなってきたので、10分を切ったところで念のため病院に連絡。

この時点では、痛みは全然我慢できる程度でした。

電話すると、「おしるし来たならはやく電話もらえればよかったのにー!」と言われましたw 聞いてないww

ぎりぎり担当の先生と麻酔の先生がいる時間帯だったので病院に行き診察をしたところ、子宮口が1〜2cmくらい開いてきとったみたい。そのまま入院することに。

この時点で、痛みはかなり強くなってきて、痛みがくる瞬間はぐーっと力入れてガマンー!!ってしなあかんくらいに。

麻酔針を刺す。点滴を打つ。(20時半くらい)

そのまま手術台に乗せられ、背中の硬膜外に麻酔の針を刺してもらいました。無痛分娩はしばらく何も食べられへんので、腕に点滴も打ってもらうことに。
ただ、この時点では麻酔はしませんでした。聞いてみると、一旦拒否反応が出ないか確認してから打つらしい。

スプラウト、すぐにラクになると思っていたので驚き。「ぁ、まだ陣痛を耐えないといけないのね…」とちょっとがっくし。しかも、いつから麻酔を打ってもらえるかは言ってもらえませんでしたw

NSTしながら仰向けに寝る(21時くらい?)

その後、胎動とお腹の張りを計測するNSTをセットし、ベッドだけがある狭い部屋に仰向けで寝ることになりました。

スプラウト「いつ、麻酔打ってもらえるんですかね??」
看護師さん「しばらく麻酔の副作用ないかみるのでそのあとですねー」

ここでもいつ打ってもらえるかは言ってもらえず、不安がつのるスプラウト。

ここから1時間くらいが一番ツラかった。
まず、麻酔針を刺してNSTと点滴もセットしているので、仰向けの体勢から体を動かせない
そして、陣痛はMAXに痛い(けど、結局分娩までのいつのタイミングが一番陣痛が痛いのかは無痛分娩なので分かりません。とりあえずこの時点で我慢できひんくらいには痛かった)。

多分自然分娩やと、もうちょい楽な体勢をとったりできたんやろうけど、この、動けない状態で陣痛をひたすら耐えるという苦行。き、聞いてナイヨ…(´・ω・`)
さすがに声を出さないと耐えられなくなってきたので、陣痛の度に「痛い〜〜〜〜〜〜〜〜〜」と唸っていましたw

麻酔をする(23時くらい?)

しばらく唸っているとようやく看護師さん登場。

看護師さん「我慢できませんか〜?そろそろ麻酔打ちます〜??」
スプラウト「(えっ、我慢できんくなったら打ってくれたのか!先言えばよかった〜)」

ということで、仰向け動けない × 陣痛めっさ痛い の二重苦を経て麻酔を打ってもらえることに。無痛分娩、最初から最後まで無痛やと思いきや、しっかり痛かったっす(´・ω・`)

そして麻酔を打ってもらい、痛い痛いと麻酔を足してもらい、2時間後くらいには「ウトウト寝れるかな」くらいの痛みに。

そのまま一夜を明かす(〜翌朝8時くらい)

麻酔をしなければ夜中に出産になっとったっぽいけど、麻酔をすることで陣痛が弱くなりお産の進行がゆるやかになったので、朝まで待って、朝に確認をして分娩できそうなら分娩することになりました。
そのため、1晩仰向けの状態で過ごすことに。

陣痛はおさまったものの、

  • 麻酔を左右均等に行き渡らせるため、仰向けの状態から動けない
  • 仰向けの状態やと胃とか内臓が赤ちゃんの重みで圧迫されるので気持ち悪い
  • 麻酔のせいか、圧迫されとるせいか、胃酸がめっちゃ逆流してくる
  • もらった生理用食塩水みたいなものは口の中を濡らす程度にしか飲めない

という状態やったので、朝まで陣痛の代わりに胃と食道の痛みとむかつきに耐えていました。
でもきっと、あの陣痛の痛みに比べたら全然まし。だって我慢できるもんね。

分娩室に移動(8時くらい)

朝になって助産師さんがやってきました。
内診してもらったところ、かなり子宮口が開いているとのことで、そのまま分娩室に移動して先生が出院されたらすぐに分娩することに。

シスくんも立ち会い出産を希望していたので、シスくんに連絡。

ちなみにこの時点で下半身の感覚はほぼなし。移動のときも、上半身で助産師さんに抱きついて車椅子に乗せてもらい、分娩台にもあがれっこないので抱きかかえて上げてもらいました。

後から気づいたけど、両足に結構でっかい痣ができとりました。感覚なかったから分からんかったけど、多分このときやろな…w

陣痛促進剤を打ってもらい、分娩準備(8時半)

分娩室に移動後、陣痛の感覚がこの時点ではなかったので、陣痛の感覚を感じる程度まで陣痛を強めるために陣痛促進剤を打ってもらいました。

えっ、陣痛強めるって痛い?痛い?とビビるスプラウト。
と思いきや、ここから最後まで、子宮の収縮は感じるけど痛みはそんなにないという状態が続きました。ほっ。

いきむ練習をする(9時)

陣痛の感覚が分かるようになったタイミングで、次は助産師さんと一緒にいきむ練習。この時点で、午前中には生まれるね〜と言われていました。

すると、いきむ度になつおがいい感じで出てきたらしく、2〜3回いきんだ後、「もういきんだら出ちゃうので先生が来るまでいきまないでくださいね」と言われました。

そしてしばしの休憩。
ちなみにこのときなつおは頭がもう見えている状態だったそうで、スプラウトはというと、
まるで大きなウ○チが出る途中で止まっているような感覚でした(お食事中の方すみません汗)。

自然分娩やと痛みのほうが強すぎてあまり出てくるのを感じないと言いますが、この、徐々に子ども出てくる感覚を味わえるのは、これはこれでイイネ\(^o^)/という感じでした。

いざ、分娩!(9時半)

先生がいらしたので、分娩を進めましょうということになり、シスくんもカメラを持ってスタンバイ。

助産師さんに「次の陣痛のタイミングでいきんでくださいねー」と言われたので陣痛がきたタイミングでいきもうとすると、「あ、いきまないでください!もう出ます!」と言われ、
そのままにゅるるん〜となつおが出てきました。

出るのが早すぎて、シスくんがシャッターチャンスを逃しかけるくらいの素早さw

スプラウトはというと、まるで
途中で止まってた大きなウン○がにゅるるんときれいに出たー\(^o^)/という感覚でした(またまたお食事中の方すみません汗)。
という感じでした。あの、「ヒッヒッフー」という一般的なイメージとはかけ離れた静かな分娩でした!なつお誕生!なんとも言えず、感動しました。新しい命の誕生は、ほんま神秘ですな(`・ω・´)

無痛分娩は、出産時に超冷静でいられる

出産のタイミングで、シスくんと最後の最後まで会話をしながらなつおが出てきてくれるのを冷静に見守れたのは、無痛分娩ならではというか、あーこれが無痛分娩なのね、と納得感のあるものでした。

産後の体力の回復も早く(というか、そこまで疲れきっていない)、特に体力に自信のない方にとっても、無痛分娩はひとつの有効な選択肢なんやろうなという感じ。

一般的に無痛分娩は自然分娩よりも出産時間が長くなると言われていますが、今回かなり早く出産が進んだのは、先に陣痛がきたからだそう。計画出産で自然に陣痛がくる前に陣痛促進剤を打って分娩になると、もう少し時間がかかるんだそうな。

ちなみに、次に出産するときは自然分娩もやってみようかな、と助産師さんに言ってみると、「みなさんそう言われて自然分娩にするんですが、ほぼ全員後悔されてますよ笑」とのこと。

無痛分娩については賛否両論ありますが、スプラウトは無痛分娩にしてよかったと思います。リラックスした状態で、なつおが出てくるのを、しっかりと感じられたから

無痛分娩の費用は?

ちなみにこの無痛分娩、おそらく産院によって費用は違うと思いますが、スプラウトの行っていた病院では自然分娩プラス10万円でした。
10万円が高いか安いかは、まぁ、人によりますね。スプラウトはこの10万円、無駄ではなかったと思ってます。

ちなみに帝王切開での出産になると、手術費+入院延長費で同じくらいかそれ以上はかかってくるようです。

allabout.co.jp

いずれにしても、一番大事なのは母体と赤ちゃんの健康。自分に合わせて、先入観を捨て、適切な出産方法を選択できるとよいな、と思ったスプラウトでした。

https://instagram.com/p/4-_qb8vWcc/ ピアスみたいな脂肪球ができたw

ほな、まったね〜(`・〜・´)ノシ

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