上司が育休(育児休業)についてあまり理解していなかった話
こんにちは!IT系アラサーOLのスプラウトです(`・ω・´)
もっぱら最近女性の結婚、出産後のキャリアについての本をよく読むんよね。時間あり余っとるし。
女性のキャリアって、思った以上に難しいし、まだ周囲の理解も浅い。それを感じた出来事があったので綴っておきます。
現状考えている自身のキャリアについて
今のところスプラウトは、産休・育休をとったらちゃんとフルタイム労働で社会復帰したいと思っています。
育児に対する考え方は人それぞれやけど、スプラウト自身は今のタイミングで仕事をやめてしまうと、自分ができひんかったことを子どもに求めてまいそうな気がしとるんよね。
「お母さんは、仕事やめてもて後悔しとるから…」やなくて、お母さんが人生を楽しんでいる姿を子どもに見せてあげたいなと思うからこそ、仕事は続けたい。
ってのと、人生における選択肢は、できるだけ残しておきたいってのもある。
実際に今の日本では、キャリアブランクが長いと、その後の選択肢が極端に狭まる現状があるという記事をいくつも読んだ。
まぁ、仕事続けんでも、別の生き方を見つけて、あーこれはもうやめても後悔せーへんな、て思ったら働くのやめるかもやけどね。
上司との面談
その期の目標設定や振り返りをするために、うちの会社では上司と年に数回面談を実施します。
スプラウトは遅くとも5月半ばから産休に入るので、まぁ面談の中で出産・子育てに関する話は出てきます。
その中で上司に言われて衝撃を受けたのが、以下の一言。
上司(以下「上」)「育休とったあと、仕事は続けるの?」
スプラウト(以下「ス」)「(あれ、、、あれあれ?そもそも育児休業って、仕事続ける前提じゃないととれへんのじゃなかったっけ?)」
ちなみに育児・介護休業法の5条1項によると、育児休業の取得条件について以下のように言及されています。
一 当該事業主に引き続き雇用された期間が一年以上である者
二 その養育する子が一歳に達する日(以下「一歳到達日」という。)を超えて引き続き雇用されることが見込まれる者(当該子の一歳到達日から一年を経過する日までの間に、その労働契約の期間が満了し、かつ、当該労働契約の更新がないことが明らかである者を除く。)
出典:育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律
と、いうことなので、やめる前提であれば育児休業なんてとれません。そしてスプラウトの会社の人事規定では、さらに別の条件も加わったりしてます。
ス「あの…おそらくなんですけど、やめる前提だと育児休業は取得できないんですね。なので、今の時点では、続ける以外の回答はできないです」
上「あ、そうなのね。」
ス「はい、ただいずれにしても、現時点では仕事は続けたいと思っています。」
という会話をしました。
ちなみにスプラウトの会社の現状は知りませんが、この前提があるために、
契約社員や派遣社員の方の中には、そもそも育児休暇がとれませんという人も結構いるみたい(育休中に契約が切れてしまったりなど)。
でも、そういうことって、マネージャーの立場だったら知っておくべきじゃない?だってそこで私が
「いやー育休終わったらやめるつもりなんですよねー」とか言ってそれが人事に伝わったあかつきには…gkbr
とか想像しとったんですが、これはこの上司が極端に無知なわけではなく、
あくまでスプラウト自身がそういう立場やから主観的に思ってしまっただけな気がします。
ただ、女性のキャリアとそこにまつわる問題については、やっぱりそんなに認知されてへんし、結構簡単に考えられとるのが現状なんやなと感じました
(この上司が知らないだけ、ではなく多くの人が知らないと思っている)。
認知されてへんからこそ副次的に出てくる問題もあるし、まさに当事者である女性にしか解決できひん問題なんかもね。
そもそも育休がとれるのかという問題から、マミートラックなどの女性のキャリアにつきまとう問題まで。
現状、正社員の数だけで言うと男性が多い企業がほとんど。
その中で、女性をどう活かす(少なくとも殺さない)ようにすべきかってことは、
今後より大きな問題として出てくるだろうなーと感じたある日でした。(あんままとまらんかったorz)
今日の1枚
長年机の守り神をしてくれているスライムくん
そろそろ断舎利の季節。だって春やもん。
ほな、まったね〜(`・〜・´)ノシ
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