非正規雇用社員は育休がとれるの?結婚や出産を期に退職する女性の割合は思ったより多かった話。
すっかり春めいてきましたね~
こんにちは、IT系アラサーOLのスプラウトです(`・ω・´)
今回は、以前育児休業規定を調べているときに見つけた現代の問題について。
女性の就業率
近年、安倍政権が女性活用を掲げている通り、最近は女性の就業率が増加傾向にあります。
出典:女性の年齢階級別労働力率の推移 | 内閣府男女共同参画局
正規雇用か非正規雇用(派遣等)か
雇用といっても、近年割合として増えてきたのが非正規雇用。
もちろん全体の人数自体が増えてはおるんやけど、非正規雇用の方が枠としては多く採用されてきているようです。
出典:雇用形態別にみた役員を除く雇用者の構成割合の推移(男女別) | 内閣府男女共同参画局
非正規雇用(派遣)は育休がとりにくい?
そんな中、1つの問題として「非正規雇用の人は産休・育休がとりにくい」という問題が企業によってはあるみたい。
もちろん、一定基準を満たせば産休・育休をとる権利はあるし、妊娠を理由に雇用契約を切るのは男女雇用機会均等法に違反しとるねんけど、現実的な問題としてね。
法的には非正規雇用の派遣社員でも育休を取得できます。しかし、育休から復帰した後の契約継続がその条件となっています。復帰後の契約継続の確約を得るのは容易ではないようです。
全部が全部そのせいではないし、他にも様々な事情があるにせよ、第1子出産を期に約半数の女性が離職している(結婚後も仕事ありの人の50.5%)のが現状。
昔は結婚を期に離職しとった人が多いけど、今はそれが出産にシフトしてきてるみたいね。
結婚を境に、正規雇用されている女性が64.2%から43.6%に減っていることが分かります。第一子を出産後、仕事を辞める人の割合は36%。仕事を続ける人は正規雇用で19.8%、非正規雇用で9.4%弱です。2人目を出産したあとでは、仕事を辞める人がさらに増加します。
女性の社会的自立
もちろん、選択的に社会を離脱する人も多くおると思うし、働き続けることが幸せってことでもない。それは人それぞれ。
それでも、働きたくても働けんくなってしまう人もいるのが現状。
出産はすごい幸せなことなんやけど、それによって自身のキャリアを断念しんといけんっていう状況が現実的にあるとするならば、
それは法改正のようなトップダウンの施策ではなくて、各企業によるボトムアップの施策による改善が必要なんやろうけど、日本の企業はまだまだ根底の意識が低いなということを感じています。
実際に、離職理由についての統計データはぱっと見つからんかったんよね。そういう資料があれば見てみたいな。
参考:派遣社員の育児休業取得条件
ほな、まったね〜(`・〜・´)ノシ
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