IT系アラサーOLの悲喜こもごも日記

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2016年版、ふるさと納税の確定申告を徹底解説!

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ふるさと納税のブログをよく書いている関係で、知り合いからもふるさと納税について質問されることが最近多いスプラウト。
しかし、実はふるさと納税の確定申告をするのは2016年が初めて(2015年の納税分を申請します)。そこで、ふるさと納税の確定申告について、勉強兼ねて調べてみました!

【2016年1月4日追記】2016年の申告フォームに合わせて確定申告の方法を追記しました!去年に比べて格段に分かりやすいかもっ\(^o^)/

目次

2016年にふるさと納税の確定申告が必要ない人は?

2015年4月の納税分からワンストップ特例制度が始まりましたので、以下3つの条件に当てはまる人はふるさと納税の確定申告は必要ありません
(ただし、ワンストップ特例制度の手続きは必要ですよ!この辺はあらためてまとめてみようと思いますが、相当簡単なんでGoogle先生に聞いてみるとよいです)

  • もともと確定申告をする必要のない給与所得者等であること
    ※以下のような方は、給与所得者であっても確定申告をする必要があります(参考:給与所得者で確定申告が必要な人|所得税|国税庁
     ー年収2,000万円を超える人
     ー医療費控除や住宅ローン控除等、ふるさと納税とは別の理由で確定申告が必要な人
     ー副業での収入が20万円を超える人
     ー2か所以上から給与の支払を受けている人
    ※他にも、年末調整後に子どもができたり扶養者が増えた場合などは、確定申告をした方がよい場合があるので要確認です。
    ※ワンストップ特例制度の申請をすでにしていても、確定申告をすると確定申告が優先され、ワンストップ制度の申請は無効となります。

  • 2015年1月1日~3月31日の間に寄附をしていないこと
    ※ワンストップ特例制度の適用は2015年4月以降の納税に対してなので、2015年3月31日までに寄附をした場合は確定申告が必要になります。

  • 2015年1年間の寄附先が5自治体以下であること
    ※1つの自治体に複数回寄附をしても1カウントとなります。

ワンストップ特例制度対象者の注意点

ワンストップ申請用紙の郵送は2016年1月10日必着です。1月10日までにワンストップ特例制度の申請ができなかった場合は確定申告で申請しましょう!
ギリギリで郵送した場合は、直接自治体に問い合わせをして、申請用紙が届いているか確認をしましょう^^

ふるさと納税の確定申告をする手順

さてさて本題です。確定申告をするしないでこの1年の努力(?)がパーになっちゃうので、気合い入れてお勉強!

確定申告を行う3つの方法

確定申告を行うには、主に3つの方法があります。

  1. 確定申告書等作成コーナー」で作成した確定申告書を印刷し税務署に提出する。
  2. e-Taxにより確定申告書データを送付する(電子申告を行う)。
  3. 手書きで作成した確定申告書を税務署に提出する(申告書は税務署でもらうことができます)。

今では、1か2の方法をとる人が多いみたいですね。
1、2であれば、インターネットのフォーム上で税額、控除額等の計算を自動で行ってくれるので、従来よりも手間が省けます。
そして、税務署としては2番のe-Taxを推奨しているみたいですね。ただ、これ系のやつって結構webサービスとしてはイケてない気がするので、今後多用する人以外は1番がやりやすいと思われます。

2016年確定申告の期間(期限)

2015年1年間分の確定申告は、2016年2月16日(火)~3月15日(火)の間に行います。
すでに確定申告コーナーは開いているので、事前に項目だけ記入しても大丈夫です。

準備するもの

以下のものを準備しましょう。

ふるさと納税の確定申告の手順

前提条件

さてさて確定申告の手順ですが、前提として以下の条件で解説します。

  • 1の確定申告書等作成コーナーで確定申告書を作成
  • 郵送or持参で税務署に確定申告書を提出
  • 収入が給与1か所のみ(年末調整済み)
  • 医療費控除、雑損控除、住宅ローン控除、その他の住宅税制、特定支出控除など同じフォームで申告の必要があるものの説明は省く(これらの申告が必要な人は同時にしてくださいね)
  • 寄附金控除はふるさと納税のみ
確定申告をする実際の手順
  1. 確定申告書等作成コーナーにアクセス。
  2. 「申告書・決算書・収支内訳書等作成開始」をクリック。

    申告書・決算書・収支内訳書等作成開始

  3.  「書面提出」をクリック。

    確定申告の書面提出ボタン

  4.  パソコンのOSバージョンや、プリンタの環境を確認し、チェックボックスにチェック。
    ※こちらのページにある「パソコン環境の確認を行う方はこちら」というリンクをクリックすると、自分の環境が推奨環境にあるかどうかチェックできます。

    確定申告のパソコン推奨環境一覧

  5. ページ下の「事前準備終了 次へ」をクリック。

    ふるさと納税の確定申告手順(事前準備終了) 

  6. 「平成27年分 所得税の確定申告書作成コーナー」をクリック。

    平成27年分の所得税の確定申告書作成コーナー

  7.  「給与・年金の方(給与・公的年金専用)」をクリック。

    給与・年金の方(給与・公的年金専用)

    ※不明な方は、画面右側の「質問に答えて作成」をクリックしてください。
    ※年末調整済みの人は、源泉徴収票が以下のようになっています。

    https://www.keisan.nta.go.jp/h26yokuaru/sosa_setsumei/nyuryokuhoho/shotokuzei/nenmatsuchoseizumi.images/25gensen.gif 

これ以降は、2パターンの申請方法があります。

  1. 2016年以降のフォームで申し込む方
  2. 以前のフォーム(2015年以前の確定申告)で申し込みたい方

それぞれ分けて説明するので、必要な方をご確認ください^^

1. 2016年以降のフォームで申し込む方
  1. 注意事項等を確認し、「次へ」をクリック。
    ※画面下の「以前の入力画面で申告書を作成する」にはチェックしません。

    f:id:sprout_wings:20160104120334p:plain

  2. 「確定申告書を印刷して税務署へ提出」にチェックし、自身の生年月日も入力しf:id:sprout_wings:20160104120854p:plain

    「入力終了(次へ)」をクリック。

    f:id:sprout_wings:20160104121045p:plain

  3.  公的年金をもらっていない人は「給与のみ」にチェックし、「入力終了(次へ)」をクリック。

    f:id:sprout_wings:20160104121615p:plain

  4. 「給与の支払者(勤務先)は1か所のみである」「年末調整済みである」にチェックをし、「入力終了(次へ)」をクリック。

    f:id:sprout_wings:20160104121836p:plain

  5.  「寄附金控除」にチェックをし、「入力終了(次へ)」をクリック。

    ※ふるさと納税以外にも確定申告をすべきものがある人は、こちらのページで別の項目にもチェックが必要です。

    f:id:sprout_wings:20160104122018p:plain

  6. 源泉徴収票を確認し、「支払い金額」「所得控除の額の合計額」「源泉徴収税額」を入力し、「入力終了(次へ)」をクリック。

    f:id:sprout_wings:20160104122323p:plain

  7. さらに、源泉徴収票に記載されている「住宅借入金等特別控除の額」「 摘要」「国民年金保険料等の金額」「 16歳未満扶養親族」の内容を入力。

    f:id:sprout_wings:20160104122655p:plain

    これら全てに何の記載もない方は、右下の「 源泉徴収票の④から⑦欄の全てに記載がない。」にチェックし、「入力終了(次へ)」をクリック。

    f:id:sprout_wings:20160104122940p:plain

  8. 源泉徴収票の一番下、「支払者」部分の項目を入力し、「入力終了(次へ)」をクリック。

    f:id:sprout_wings:20160104123419p:plain

  9. 給与所得の入力内容確認画面になるので、問題なければ「次へ」をクリック。

    f:id:sprout_wings:20160104120334p:plain

  10. 収入・所得金額の入力確認画画面になるので、問題なければ「入力終了(次へ)」をクリック。

    f:id:sprout_wings:20160104121045p:plain

  11. 画面左下、「寄附金控除」欄の「入力する」をクリック。

    f:id:sprout_wings:20160104123850p:plain

  12. 寄附金控除、政党等寄附金等特別控除画面で、自治体から送付された「寄付金受領証明書」を見ながら以下の項目を入力。

    ー 寄附年月日
    ー 寄附金の種類は、「都道府県、市区町村に対する寄附金(ふるさ
    と納税など)」を選択

    ー 支出した寄附金の金額
    ー 寄附先の所在地(ふるさと納税先団体の県庁、市役所、役場の住所)
    ー 寄附先の名称(「hogehoge市役所」など、ふるさと納税先団体の名
    称) 

    f:id:sprout_wings:20160104124129p:plain

  13. 寄附先が複数ある場合は、画面左下の「もう1件入力する」をクリックして追加で情報を入力する。

    f:id:sprout_wings:20160104124241p:plain

  14. すべての寄附金の入力が終われば、「入力終了(次へ)」をクリック。

    f:id:sprout_wings:20160104121045p:plain

  15. 寄附金控除、政党等寄附金等特別控除の入力内容確認画面になるので、内容を確認し、問題なければ「次へ」をクリック。

    f:id:sprout_wings:20160104124419p:plain

  16. 確認用のポップアップが出るので、「OK」をクリック。

    f:id:sprout_wings:20160104125150p:plain

  17. 所得控除の内容等画面にて、寄附金控除の金額を確認し、問題なければ「入力終了(次へ)」をクリック。

    f:id:sprout_wings:20160104130115p:plain

  18. 税額控除等の内容等画面になりますが、ふるさと納税のみの場合は特に入力項目はないので「入力終了(次へ)」をクリック。

    f:id:sprout_wings:20160104121045p:plain

  19. 計算結果の確認画面で還付される金額が出てきます。これは、所得税が還付される金額なので「少なっ!」と思って驚かないでください。確定申告で還付されるのは所得税のみで、ふるさと納税の寄附金額の大半は、2016年に支払う住民税額から差し引かれる(支払う住民税が少なくなる)ことで還元されます。

    f:id:sprout_wings:20160104130521p:plain
    問題なければ「次へ」をクリック。

  20. 住民税等に関する事項画面にて、「住民税の徴収方法の選択(任意)」「16歳未満の扶養親族の有無(必須)」「別居の控除対象配偶者・控除対象扶養親族の有無(必須)」の項目をチェック(選択)し、「入力終了(次へ)」をクリック。

  21. 住所、氏名等を入力するページが3ページあります。ご自身の内容を入力していきましょう。

    f:id:sprout_wings:20160104131419p:plain

    ↑こんなかんじのが3ページあります。
  22. 申告書等印刷画面にて、「帳票表示・印刷」をクリック。

    f:id:sprout_wings:20160104133153p:plain
    PDFファイルがダウンロードされるので、それを印刷する。「次へ」をクリック。
    ここまでの入力データを保存したい人は「入力データの保存」をクリックしてデータを保存。すると、来年以降も同じデータを使い回せます。

    f:id:sprout_wings:20160104133428p:plain

  23. 作成後の確認事項画面で「次へ」をクリック。 

  24. 「終了」をクリック。

以上です!
 

2. 以前のフォーム(2015年以前の確定申告)で申し込む方 

収入が給与1か所のみ(年末調整済み)の方は、以前のフォームで申請を出すことができます。

  1. 画面下の「以前の入力画面で申告書を作成する」にチェックし、

    f:id:sprout_wings:20160104120234p:plain

    「次へ」をクリック。

    f:id:sprout_wings:20160104120334p:plain

  2. 「確定申告書等を印刷して税務署に提出する。」にチェックし、
    ご自身の生年月日も入力して「入力終了(次へ)」をクリック。
  3. 給与所得確認画面で、源泉徴収票を見ながら必要事項を埋める。
    入力完了後、「入力終了(次へ)」をクリック。

  4. 控除等の入力及び計算結果確認画面で、「寄附金控除、政党等寄附金等特別
    控除」欄の「入力する」をクリック。

  5. 寄附金控除、政党等寄附金等特別控除画面で、自治体から送付された「寄付金受領証明書」を見ながら以下の項目を入力。
    ー 寄附年月日
    ー 支出した寄附金の金額
    ー 寄附先の所在地(ふるさと納税先団体の県庁、市役所、役場の住所)
    ー 寄附先の名称(「hogehoge市役所」など、ふるさと納税先団体の名
    称) 
    ー 寄附金の種類は、「都道府県、市区町村に対する寄附金(ふるさ
    と納税など)」を選択

  6. 複数箇所にふるさと納税をした人のみ
    「もう1件入力する」をクリックし、11と同様に内容を入力。

  7. 全て入力が終わったら、「入力終了(次へ)」をクリック。

  8. 控除等の入力及び計算結果確認画面に戻るので、「入力終了(次へ)」をクリック。

  9. 住民税等入力画面で、「入力終了(次へ)」をクリック。

  10. 住所・氏名等入力画面でご自身の情報を入力し、「入力終了(次へ)」をクリック。

  11. 申告書等の印刷画面で「帳票表示・印刷」をクリックし、出てきたPDFファイルを印刷する。
    印刷が完了したら、「印刷終了(次へ)」をクリック。

  12. 以下を税務署に提出する。
    ー 確定申告書A第一表(提出用)に押印したもの
    ー 確定申告書A第二表(提出用)
    ー 添付書類台紙(源泉徴収票及び寄附金の受領書(受領証)を貼り付け
    たもの) 

以上!

調べてみましたが、入力を間違えたりパソコンの設定などで引っかからなければ、ポチポチ入力するだけなので簡単そうですね^^

ちなみに、平成27年分(2015年分)の確定申告書等作成コーナーは、平成28年(2016年)1月4日(月)公開予定なので、公開され次第こちらのページも詳しくキャプチャ貼るなど更新かけていきたいと思います!→公開されました!URL変わりません(2016年1月4日追記)

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