『偏差値20アップは当たり前! 「本当の国語力」が驚くほど伸びる本』が非常に良書だった件
IT系アラサー(でなくなった)OLのスプラウトです。
実はなつおがもう4年生になりまして、そろそろ中学受験を見据えて動いています。
今回、これを買いました。
うちのなつおは、国語がめっちゃ苦手です。
テストの文章も、そもそも最後まで読みきない状態で、いっつも最後まで読めずに偏差値20台を叩き出したものも... orz
完全に理系脳で、シスくん(夫)にそっくり。
逆に私は理系ですが文系以上に国語が得意だったんで、なんでこんな簡単な問題が解けないのか分からずでした。
困りに困り、朝日小学生新聞などを毎朝読んでもらったりもしましたが、全然改善せず...これは多分、やり方が悪いんちゃうやろかという結論に達しました。
「ふくしま式」っていうのがあるらしい
で、いろいろ探している中で、「ふくしま式」というものを見つけました。
なんでも、国語を“センス”じゃなくて“論理”で教えてくれるらしい。
「それって理系キッズ向きなんちゃう?」と思って、さっそく本を買ってみました。
読んでみたら、めっちゃ良かった!
感想を一言でいうと、「国語って、技術やったんや!」です。
最初の部分に書いてあるのがめちゃしっくりきたんですが、小学校の国語って、基本「味わう授業」が多いので、「読み方を教える授業」をしてくれないと。
「このお話読んで悲しかったね」「感動したね」「考えさせられるね」と、答えはなく、自由度の高いものを求めるのが国語の授業。
まあ、これはこれで重要やとは思うけど、たしかにそりゃ、筆者の意見や物語の登場人物の気持ちをロジカルに紐解いて正解を見つられるようにはならんわ、と。
「国語力」=3つの力らしい
ちなみにこの本では、国語力は次の3つで構成されてると書いてありました。
-
言いかえる力(抽象化・具体化する力)
-
くらべる力(対比関係を整理する力)
-
たどる力(因果関係を整理する力)
これ、実はそのままテストの設問でよく問われてるんですよね。
感覚ですが、物語文は3の設問が多く、説明文は1や2を問われる設問が多い印象です。
だから、これらの力を意識して読むようになると、自然と「問題が解ける読み方」ができるようになるってことらしいです。
理系脳代表、シスくんの一言
ちなみに、シスくんにもこの本を読んでもらったいました。
そしたら、「これ、子どもの頃に教えてもらってたら、国語もっと点取れたかも…」と。
なるほど?
私の想像なんですが、理系は抽象度が高いものを抽象度が高いまま捉えるのがおそらく苦手で、文系脳は抽象度が高いものを抽象的な絵のまま解釈するんだろうなと。
つまるところ、理系脳の人は、国語における抽象⇄具体の論理がわかると一気にできるようになるんかもなー、と思ったりしました。
問題集もやってみてます
ということで、なつおには「ふくしま式」の問題集の一番ベーシックなものも買ってみました。
まだ始めたばかりですが、本人と「これよりもこっちが抽象度高いよね」という会話ができてきた気がする。
このまま“読める”が“解ける”に繋がってくれるといいな〜。と思いつつ、しばらく様子見しようと思います(´・ω・`)>
今回読んだ本
最初に買ったベーシックな問題集
ほな、またね〜ん

![ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集[小学生版ベーシック] ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集[小学生版ベーシック]](https://m.media-amazon.com/images/I/51FXcnvNPPL._SL500_.jpg)